本書は、Lisp処理系、Schluessel Attoのリファレンスマニュアルです。 Schluesselのバージョン0.0.0に対応します。

1. Schluessel Attoとは

Schluessel Atto(シュリュッセル・アット)は Java SE 6.0以上のJREで動作することを目的としたLispのインタプリタです。

Schluessel Attoは基本的なLispの手続きをサポートしています。 また、R5RS SchemeのパターンマッチによるHygienicなマクロ機能をサポートしています。

Schluesselの主な特徴として以下のことがあげられます。

• サイズが小さい(64Kバイト以下)
• R5RS Schemeライクのパターンマッチマクロをサポート
• fixnum/flonum/多倍長整数

サイズが小さい

Schluessel Attoは圧縮されたjarファイルのサイズで64Kバイト以下と小さくまとまっています。 サイズが小さいので他のプログラムへ組み込むことができます。

R5RSライクのマクロ機能

Schluessel Attoは小さいながらもR5RSライクのHygienicなマクロをサポートしています。

fixnum/flonum/多倍長整数

Schluessel Attoはfixnum/flonum/多倍長整数をサポートします。

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